ブルーレイ機器HDD に録画して本日さっそく観賞いたしました。いままでの書籍でじっくり読むのも味わい深い。また、映像で観るのも一層面白いですね。天体科学者や地質学者に大きな影響を与えていたエピソードに感極まっていました。地球のコアまでの距離を測ろうとしている日本人や、地球を今までの太陽周期から広げようと、途方もない夢を持つアメリカ、ベンチャー企業の副社長のアイデアが面白かったですね。その案から、70年代に近未来の宇宙移動手段として、軌道エレベーターを思い出していました。ちょっと似ているなと。
この案は、宇宙ステーションを応用したもので、風車みたいな発想で地球から月へ、地球から火星などの惑星にシャトルを飛ばす夢の移動手段でした。また「エクトール・セルバダック」の木版画で、すでに土星に3つのリングが確認されていたとはびっくりさせられてもいました。
思わず笑ってしまったのは、後半で、地球の地軸を変えるアイデア、地球の軌道を広げるアイデアでした。
もしも、実現すれば地球の気候や生態系に大きな影響がでますからね。一時間の番組、面白くて堪りませんでした。ヴェルヌの資料と格闘されている石橋さんを初めて拝見致しました。
今年、ヴェルヌ生誕190年。また、ヴェルヌ特集をBSで組んでくれないかな〜と思っています。
未訳本もどこかの出版社から出してくれないかな。20世紀FOXの映画「海底二万里」制作に取り掛かって、2017年公開と入っておきながらパッタリと情報が途絶えたのも気になりますな。
新訳「カルパチアの城」他も刊行日が気になります。