2018年04月15日

石橋正孝さん『ガンクラブ三部作』が「第23回日仏翻訳文学賞」受賞!

新着情報欄にも掲載いたしましたが、インスクリプト「ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション」第一回配本、『地球から月へ 月を回って 上も下もなく(完訳ガンクラブ三部作)』の翻訳により、石橋正孝さんが小西国際交流財団主催「第23回日仏翻訳文学賞」を受賞されました。

http://konishi-zaidan.org/2018/04/13/23nf/

第1回が阿部良雄『ボードレール全集』、その後も名だたる仏文学者やレーモン・クノー、ジョルジュ・ペレック、ガストン・ルルーといった多彩な作家・作品の訳業が受賞している本賞に、石橋さんとヴェルヌが名を連ねることは、当会にとっても大変喜ばしく名誉なことです。

翻訳のご苦労は会誌12号にエッセイを寄せられておりますが、この古典SFの傑作を良訳で読めることの意義は改めて強調したいところです。まだお読みでない方は是非。
posted by sansin at 16:33| Comment(1) | 会員の動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月12日

石橋正孝さんが第61回群像新人評論賞を受賞されました

会誌編集長にして前会長の石橋正孝さんが、この度第61回群像新人評論賞を受賞されました。

当選作「なぜシャーロック・ホームズは「永遠」なのか ーコンテンツツーリズム論序説」

『群像』12月号(発売中)に全文掲載されています。ぜひご一読ください。

個人的な感想ですが、これまで「『作者』が何を、いかに書いたのか」、ということが批評の伝統的な視点=ドグマであり、それが「作品」の神格化と同調してきたのだとしたら、「『読者』が何を、いかに読むのか」を正面から取り上げたこの論考はやはり画期的なものだと思います。

そしてそれにより、書かれたものが「コンテンツ」として消費されていく中で、「キャラクター」が神格化され、二次創作が引き起こされていくという指摘は、まさに我々の現在で起こっている文学現象の中心的な問題ではないでしょうか。

今後のご活躍にも期待しております。
posted by sansin at 12:16| Comment(0) | 会員の動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

会員の新刊・既刊まとめ

新刊も出ていますので、インスクリプト『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション』以外で今年出版された、会員の方関連の出版をまとめておきます。

ジュール・ヴェルヌ『レのシャープ君とミのフラットさん』 大学書林(新島進訳・6月発売)

http://www.daigakusyorin.co.jp/book/b288138.html

小野耕世『長編マンガの先駆者たち 田河水泡から手塚治虫まで』 岩波書店(5月発売)

https://www.iwanami.co.jp/book/b287027.html

【新刊】大西巨人『歴史の総合者として 大西巨人未刊行批評集成』 幻戯書房(石橋正孝共編・11月8日発売)

http://genkishobo.exblog.jp/25845931/

【新刊】ジャン=ノエル・ミサ、パスカル・ヌーヴェル 編『ドーピングの哲学--タブー視からの脱却』 新曜社(橋本一径訳・10月31日発売)

http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1546-8.htm

フィルムアート社編『エドワード・ヤン 再考/再見』(橋本一径「エドワード・ヤンの映画にとって「写真」とは何か」所収・8月発売)

http://filmart.co.jp/books/filmmaker/edward-yang/

posted by sansin at 09:59| Comment(0) | 会員の動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする