2017年05月29日

「レのシャープ君とミのフラットさん」

なかなかネット書店で購入できるようになりませんが、気がつけば発売日が迫っていますので、こちらでも訳者ご本人に代わって宣伝を。研究会の初代会長でいらっしゃる新島進さんが、実に会の創立の頃から訳出と註作成の作業をなさっていた(もちろん、これだけにずっとかかりきりだったわけではないことは、この間のお仕事から明らかですが!)ヴェルヌの短編が遂に出ます! 語学教科書ですから、日本語の訳はもちろん、原文や語学的な註も付いており、たしか挿絵も入っているはずです。ヴェルヌには、こんなものも書いていたのか、と思わせるような幻想短編がいくつかあって(例えば、『水声通信』掲載の「ごごおっ、ざざあっ」など)、これはその典型例。今まで翻訳がなかったのが不思議なくらいですが、どうしても定番化した作品にばかり訳者や出版社の目が向きがちなせいでしょう。とはいえ、そのお陰でこうした特殊な形でじっくりと読めるわけですので、フランス語はちょっと、という方もこの機会にぜひ学んでみてはいかがでしょうか。

http://www.daigakusyorin.co.jp/book/b288138.html
posted by ishibashi at 21:13| Comment(0) | 会員の動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする